転職、はじめの1歩

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ライザップの「コミットメント」の考え方を仕事で活用する

○コミットメントできなければ対案を出すのも必要!

 

ライザップの広告で用いられている『コミット』はコミットメントと言う英語のことであり、『結果を出す約束をする』といった意味合いがあると考えられます。成果を上げるための契約ということでもあり、例えば上司から成果目標を出されたとしたら、それに合意をするのも同じです。

仕事に関してはコミットメントが必要であり、もし指示などに合意ができないのであれば、対案を出すのが大事です。目的となっている成果が生まれないのではないかと思われるのならば、実行する前にその作業をすると結果としてどうなるかを予想して、前もって評価していることとなります。

上司からの指示が良い結果を生まないのではないかと自身で判断できるなら、対案が出せるのではないでしょうか。ある会社では、上司の指示にノーと言える社風としているケースもあります。ただし、ノーという場合には対案を出すのが決まりとなっています。

 

○逆らえないからと実行を約束し成果が出せないのはNG!

自分の上司に逆らってはいけないという考え方から、実行するのを約束して、作業実行したけれども成果が出なかったというパターンは特にいけません。

成果がないと給与の源泉も生じないのです。上司の指示を実行して、その結果として状態が改善されることはなく、成果も出ないとなると、損失が生じる可能性もあります。

しかし、そういった場合には自身には損失の責任がなく、作業を実行する義務だけだというのは、マネージャー等の指示だけで動くだけの、定型作業をするワーカーのみです。ワーカーの場合は、能率的な作業実行が義務となります。仕事面で目的にするべきは成果であり、実行するための努力は、手段となっているだけなのです。

 

○ネガティブ要素ではなくポジティブな部分にコミットしよう

コミットメントするとなると、前向きな考え方で使えば目標を達成するための大きな力となってくれると考えられます。

しかし、誤った使い方をしてしまうと正反対の方向へと流れていってしまうかもしれません。要するに、自身を卑下していたならその卑下している部分をコミットメントしていることになります。

器用ではないから、裕福ではないからなど色々とマイナス面の表現があるかもしれませんが、こうしたネガティブな部分にコミットするのはいけないのです。きっと、本当にそのネガティブな部分が現実のものとなってしまう可能性があるでしょう。

例え、実際にそのネガティブな部分があったとしても、その部分について例えば不器用だったとしたら、『不器用だからこそ〜だ』と言う様に、そのネガティブな部分の良い点を見つめるようにしてみるのです。

年収アップを目指すなら事実を踏まえた上で、それを乗り越える点にコミットするのが大事です。